初めて参加する(参加を検討中の)皆さんへ
 
 
今年初めて ACM/ICPC に参加する(あるいは参加を検討している)皆さんにとって, 当コンテストの内容や参加手順等にはよく分からないこともあろうかと思います.

以下に主要なポイントをまとめておきますので参考にして下さい.

疑問に感じたことは遠慮なく事務局に質問して下さい.

 

概要
世界最大規模の計算機・情報処理関係の学会であるACM (Association for Computing Machinery) は,学生のみなさんのプログラミング技術の向上を図るとともに 国際交流の場を提供する目的で国際大学対抗プログラミングコンテスト (ACM/ICPC) を毎年開催しています.

ACM/ICPC は次の 3 段階で構成されています.

  1. 国内予選
    まずは国内予選に参加して下さい.
     
    • 6/30(金) 16:30 〜 19:30
      (当日の 11:00 〜 15:00 に練習ができます)
    • インターネット経由で参加
    • 6 問出題(予定)
      (問題記述は英語を主とし,日本語も併記)

    その成績次第では 11/4(土), 5(日) に慶應義塾大学矢上キャンパスで開催されるアジア地区予選への出場権が与えられます. (詳細は,選抜ルールを参照のこと.)

     

  2. 地区予選(アジア地区予選)

     

    ここで優勝すると世界大会への出場権が与えられます.
    注1:アジア地区予選は,日本だけでなく北京やソウル等でも別の日程で開催されます. そちらで優勝しても世界大会に出場できます.そのため,例年 2 チームくらいにお願いして, 外国で開催されるアジア地区予選に参加してもらっています.
    注2:世界大会に出場できるのは,一つの大学から一チームだけなので,一つの大学から複数のチームがいろいろなアジア地区予選で優勝しても,そのうちの一チームしか世界大会に出場できません.

     

  3. 世界大会

    2007年の3月または4月に開催される予定です.現時点では,まだ開催地が決まっていませんが,9月までに決まる予定です.

 

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国内予選の実施方法
国内予選の実施方法の詳細は,国内予選ルールを参照してください.以下,概要を記します.

コンテストは 3 人 1 組で競技します.メンバーは基本的に大学入学 5 年以内の学生に限られます .詳細は,参加資格を参照してください.

国内予選はインターネット越しで行います.コンピュータは各チームが用意します.コンピュータは1チームにつき1台しか使ってはいけません.特にキーボードは1チームにつき 1 個しか使ってはいけません.紙と鉛筆 による作業は自由にできます. 印刷物や本を参照することも自由です.ただし,機械可読なものやインターネット上の情報を参照してはいけません.

国内予選の開始時刻になると,Web 上に問題が公開されます.(URL は事前に通知します.)

各チームは ,通知されたURLにアクセスし,公開されている問題に対するプログラムを書きます.問題はどんな順番で解いても構いません.チームが簡単と思ったものから手をつければよいです.

プログラムを書き終えたら,与えられた入力データに対してプログラムを実行します.入力データは,各問題ごとに 4 個用意されており,最初のデータは問題文中に示されています. そして,出力(実行結果)とプログラム(ソースプログラム)を所定の方法で提出します. (注:昨年度までは,メールで出力とプログラムを提出していましたが,今年度はWebを通して行う予定です.)

提出した出力が正しければ, 次のデータの置き場所が通知されます.(間違いの場合はその旨が通知されます.) 作成したプログラムが,2 つの異なるデータに対して連続して正しい結果を出力すれば, その問題は解けたことになります.

例えば,あるプログラム p1 でデータ d1 について正解した場合,その p1 で別のデータ d2 についても答えるよう求められます. d2 に対しても p1で正しい出力を出せれば「その問題は正解した」と見なされます. もし p1 が誤った出力を出すようならば,別のプログラム p2 を作ることになります. その p2 で d2 を解き,次の入力データ d3 でも正解しなくてはいけません.

まれに不正解が続いたため,入力データがなくなり,その問題が解けなくなることがあります.そのため,もちろん早く提出した方がよいのですが,提出前に必ず各チームなりにテストを行った方がよいです.

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国内予選の成績
順位(成績)は次のルールで決まります:
  • 正解数の多いチームが上位
  • 正解数が同じ場合はペナルティの和の小さい方が上位
    (開始時間からその問題が解けるまでの時間がペナルティ)
  • 不正解を提出した場合,1 回につき 20 分のペナルティが加算される
    ただし,最終的に解けなかった問題についてのペナルティは加算されない
[例] 16:30に開始した国内予選で
問題A 17:10 に正解
問題B 17:30 と 17:50 に誤答を提出;18:10に正解
問題C 18:55 と 19:25 に誤答を提出;最終的に不正解
問題D 18:00 に誤答を提出;最終的に不正解
問題E 手つかず
問題F 手つかず

この場合,正解数は 2であり,ペナルティは合計で 180 分となります:

  • 問題Aに関して 17:10 - 16:30 = 40分
  • 問題Bに関して 18:10 - 16:30 = 100分 + 20分×2 (誤答数)
問題 C, D, E は正解していないので誤答してもペナルティに加算されません.

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過去の問題
過去の国内予選およびアジア地区予選の問題にどんなものが出たのかについては ここ をご覧下さい.
国内予選の問題は,2004年度以降から日本語を併記しています.
アジア地区予選は,世界大会と同様にすべてが英語で行われます.